ラブライブ SS 真姫「花陽と二人で凛をいじめてみるわ」

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――待ち合わせ場所――

 

花陽「それでね、昨日のご飯は――」

 

真姫「お米ってそんなに違いがあるのね」

 

凛「真姫ちゃんかよちん、お待たせ!」タッタッタ

 

凛「ギリギリセーフだよね、なんとか間に合ったにゃ」

 

まきぱな「……………………」

 

花陽「今度真姫ちゃん家のお米も見せてほしいな」

 

真姫「いいわよ、持って行ってあげるわ」

 

凛「………………?」

 

凛「ねぇ真姫ちゃん、かよちん?」

 

花陽「ほんと!最近新しい炊飯器買ったから楽しみだなぁ」

 

真姫「やっぱりシンプルにおむすびとかがおいしいかしら」

 

凛「真姫ちゃん!かよちん!ねぇ!?」

 

真姫「」ドカン!

 

凛「っ!?」ビクッ

 

真姫「ああ、凛……来てたのね」

 

花陽「ごめんね、全然気づかなかったよ」

 

凛「う、うん…………」ビクビク

 

真姫「今日は10秒遅刻ね」

 

凛「えっ…………」

 

花陽「ダメだよ凛ちゃん、時間は守らないと」

 

凛「……で、でも、今日は間に合ってて……かよちんと真姫ちゃんが――」

 

ビュッ カン!

 

凛「ひっ!」ビクッ

 

真姫「ごめんなさい、押しピンが飛んでいったわ」

 

花陽「言い訳する凛ちゃんなんて嫌いだよ」

 

凛「……………………」ブルブル

 

凛「……ごめんなさい…………」

 

真姫「わかればいいわ」

 

花陽「凛ちゃん、いこっ♪」

 

凛「………………」グスッ

 

真姫(凛の泣き顔可愛いわ!//)

 

花陽(これだけでご飯4杯はいけます!//)

 

 

――学校――

 

凛「……………………」

 

凛(凛の気のせいだよね……)

 

凛「か、かーよちん!」ギュッ

 

花陽「きゃっ……凛ちゃん……」

 

凛「かよちんあったかいにゃ~」スリスリ

 

花陽「」グイッ オシノケ

 

凛「えっ……かよちん……?」

 

花陽「今日は日直だから忙しいの、ごめんね」

 

凛「う、うん…………」

 

凛「……………………」

 

凛「ま、まーきちゃん!」ギュッ

 

真姫「ちょっと、凛……」

 

凛「真姫ちゃんの髪いい匂いにゃ~」スリスリ

 

真姫「」グイッ オシノケ

 

凛「えっ…………」

 

真姫「次は数学よ?宿題終わってるの?」

 

凛「あっ、ううん、まだ…………」

 

真姫「なら今のうちにやっておきなさい。いつも居残りで迷惑かけられるのは私と花陽なんだから」

 

凛「……ごめん…………」

 

凛「…………」シュン

 

真姫(可愛い…………)

 

 

――休み時間――

 

花陽「真姫ちゃん、どうだった?」

 

真姫「かなり落ち込んでいたわ、さすがは花陽ね」

 

花陽「真姫ちゃんのほうこそ。さっきの時間の凛ちゃん、全然元気なかったもん」

 

真姫「ふふ、大成功ね。――それにしても」

 

まきぱな「可愛い……//」

 

花陽「これからも二人でもっと凛ちゃんの可愛いところを見つけようね」

 

凛「………………あ、あの、真姫ちゃん、かよちん」

 

まきぱな「……………………」

 

凛「その……なにか凛に隠してる……?」

 

花陽「……ううん、なんでもないよ」

 

凛「でも……さっき凛のこと――」

 

真姫「」バシン!

 

凛「ひっ!」ビクッ

 

真姫「ごめんなさい、凛の後ろに蚊がいたわ」

 

花陽「最近増えてるもんね」

 

凛「……………………」ブルブル

 

真姫「ところで凛、何か言った?」

 

凛「……なんでもないです…………」グスッ

 

まきぱな「//」ゾクゾク

 

 

――お昼休み――

 

凛「……………………」ビクビク

 

花陽「いただきまーす」

 

真姫「凛、どうしたの?」

 

凛「っ!う、ううん、何でもないよ!いただきます!」

 

凛「……………………」

 

凛「あ、あのね……かよちん、真姫ちゃん?」

 

真姫「んっ?」

 

花陽「どうしたの凛ちゃん?」

 

凛「……なにか今日、凛に怒ってる……?」

 

花陽「ううん、そんなことないよ、どうして?」

 

真姫「私たちが凛に怒るはずないでしょう」

 

凛「……そ、そっか、そうだよね!ごめんね変なこと聞いて」

 

凛(やっぱり凛の勘違いだったにゃ……良かった……)

 

まきぱな「」

 

 

――放課後――

 

真姫「なに、これ?」

 

凛「うぅ……ご、ごめん、数学の宿題終わらせられなくて……」

 

花陽「……………………」

 

真姫「」ドカン!

 

凛「っ!」ビクッ

 

真姫「早く終わらせましょ」

 

花陽「そうだね」

 

凛「い、いま……机を蹴って――」

 

真姫「」ドカン!

 

凛「ひゃう!」ビクッ

 

真姫「おしゃべりしている暇なんてないでしょ?」

 

花陽「凛ちゃん、真面目にしないと……ねっ?」

 

凛「うん…………」ガクガク

 

 

凛「………………」モクモク

 

カキカキ

 

花陽「あっ、凛ちゃん。そこも間違えてるよ」

 

凛「え……ご、ごめん」

 

真姫「どうしてこんな問題が分からないのかしら。理解に苦しむわ」

 

凛「……ごめんなさい…………」グスッ

 

花陽「早くしないと練習に間に合わないよ」

 

真姫「凛、これ以上間違わないようにね」ニコッ

 

凛「うん…………」ジワッ

 

まきぱな「//」ゾクゾク

 

 

――帰り道――

 

凛「……………………」トボトボ

 

真姫「結局、今日の練習は間に合わなかったわ」

 

花陽「みんなは気にしなくていいって言ってたけど……残念だね」

 

凛「うぅ………………」グスッ

 

真姫「はぁ……凛のせいで」

 

花陽「μ’sのみんなに迷惑かけちゃったね」

 

凛「ううっ……うえぇ……!」ジワッ

 

真姫「!?」

 

花陽「り、凛ちゃん……!」アセアセ

 

真姫(まずいわ……!)

 

花陽(本気で泣かせちゃった……!)

 

凛「ごめんなさい……ごめんなさい……」

 

凛「凛、もう遅刻しないから……宿題もサボったりしないから……」

 

凛「だからお願い……凛のこと嫌いにならないで………」

 

凛「真姫ちゃん、かよちん……凛のこと見捨てないで……」ポロポロ

 

真姫「……………………!」

 

花陽(わ、私たち……なんてことを……)

 

真姫「――凛!」ギュッ

 

花陽「凛ちゃん!」ギュッ

 

凛「……………………?」

 

花陽「ごめんね!ごめんねっ!」

 

真姫「私たちが悪かったわ……ごめんなさい……!」ギュッ

 

凛「真姫ちゃん……かよちん…………」

 

凛「……えへへ♪」

 

凛「よかった……いつもの二人に戻ってくれたにゃ……」ギュッ

 

――後日談――

 

真姫「凛、遅いわね……」

 

花陽「もうちょっと待ってあげよ、ねっ?」

 

凛「かよちん真姫ちゃん、おまたせ~!」タタタ

 

真姫「凛、今日は3分も遅刻よ」

 

凛「朝ごはんがインスタントラーメンだったせいにゃ」

 

花陽「あはは…………」

 

真姫「り~ん~!」

 

凛「わわっ!冗談ですごめんなさい!」

 

真姫「ったく……しょうがないわね」

 

花陽「それじゃあいこっか♪」

 

花陽(やっぱり凛ちゃんは、元気なのが一番可愛い……♪)

 

――おしまい

感想

  1. ^ ^ より:

    いじめ側がいじめられるのが見てみたいです
    (いじめられる方が逆にいじめるかんじで)

  2. ^ ^ より:

    そこを….なんと…..かぁ….
    おねがぁぁい!

  3. 匿名 より:

    虐めssすきなんですけど
    毎回ワンパターン過ぎませんか?

    • 砂水クジラ砂水クジラ より:

      ハッピーエンドとなるとどうしても似通ってしまって
      違った感じのいじめSSをご希望であればヤンデレシリーズや理不尽ことうみなどをおすすめします

  4. 凛派 より:

    泣いてしまった
    結構良かったですよ

    • 砂水クジラ砂水クジラ より:

      ありがとうございます♪
      ご満足いただけたのでしたら幸いです。

  5. 匿名 より:

    凛が毎回いじめられてる気がする。

    • 砂水クジラ砂水クジラ より:

      お気を悪くされたらごめんなさい。
      一応断わっておきますと、私は凛ちゃんのことも大好きです。
      あくまで二次創作ということでご了承ください。

  6. 匿名 より:

    読む前「苛めSSか,マンネリ化してんだろ」
    読んだ後「神、神、神ぃぃぃぃ」

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