ラブライブ SS 真姫「凛に激辛チョコを食べさせてみるわ」

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――西木野家――

 

凛「真姫ちゃんから誘ってくれるなんて嬉しいにゃ!」

 

真姫「金曜日だしね……ちゃんと寝間着も持ってきた?」

 

凛「ばっちりだよ」フンス

 

真姫「花陽は?」

 

凛「かよちんは用事があるから遅くなるって。夕飯食べてから来るみたいだよ」

 

真姫「そう……」クスッ

 

凛「?真姫ちゃんどうしたの?」

 

真姫「いえ、何でもないわ……ふふ」

 

凛「?」

 

真姫「ここよ、入って」ガチャ

 

凛「お邪魔しまーす!」

 

凛「わぁ!真姫ちゃんのお部屋お姫様みたいにゃ!」

 

凛「すごいベッド!ダイブしてもいい?」

 

真姫「いいわよ」

 

凛「わーい!」ボフッ

 

凛「真姫ちゃんの匂いがするにゃー」スリスリ

 

真姫「相変わらず可愛いわね……凛」ボソッ

 

バタン カチッ

 

凛「あれ?真姫ちゃんどうしてカギ閉めるの?」

 

真姫「気にしなくていいわ……それより隣、いいかしら?」

 

凛「ベッドトークだね!」ササッ

 

真姫「」スッ

 

凛「真姫ちゃんと二人きりなんて初めてだね、えへへ」

 

真姫「そうね……それより凛、今日はバレンタインデーだったわね」

 

凛「うん、みんなでチョコパーティー楽しかったにゃ!」

 

真姫「実はね、凛にだけ内緒で特別なチョコを用意してるの」

 

凛「えっ、ほんと!?」

 

真姫「はいこれ、愛情を込めて作ったわ」スッ

 

凛「うわぁ、おいしそう!真姫ちゃんありがとう、早速食べてもいい?」

 

真姫「ええ」

 

凛「いただきまーす!」パクッ

 

凛「♪~♪♪…………んっ!?」

 

凛「えほっ、げほっ!」

 

凛「ま、真姫ちゃん、これ……」ウルウル

 

真姫「ええ、激辛チョコよ」

 

凛「えっ……」

 

真姫「レッドペッパーなどの香辛料がたくさん入ってるわ」

 

凛「そんな……どうしてこんなこと……!」

 

真姫「さぁねぇ、どうしてかしら」ガシッ

 

凛「ひっ!ま、真姫ちゃん……?」ブルブル

 

真姫「最近凛が私以外の人と仲良くしてるとなぜかイライラするのよ」グイッ

 

凛「いたっ!髪の毛引っ張らないで!」

 

真姫「今日もエリーといちゃついたり、穂乃果と食べさせあいっこしたりしてたわよね……」

 

凛「だ、だって、μ’sのみんなは友達だから……!」

 

真姫「あら、口答えするつもりなの……やっぱり凛にはお仕置きが必要ね……!」グググッ

 

凛「痛いっ!真姫ちゃんごめんなさい……許してっ!」

 

真姫「ダメよ……凛のご主人様が誰なのか、身体にたっぷり教えてあげないとね」

 

凛「いや……助けてっ!」バッ

 

真姫「あっ」

 

凛「あれ……あれ?」ガチャガチャ

 

真姫「そうそう、言い忘れてたわ……そこのドア、この鍵が無い限り内側からも開かないようになってるの」

 

凛「そんな……誰か!」ドンドン

 

真姫「無駄よ、今日はパパもママもみんな帰って来ないわ。この部屋も防音だしね」

 

真姫「さてと……」ギロッ

 

凛「ひっ!」ビクッ

 

真姫「よくも逃げようとしてくれたわね」

 

凛「ごめんなさい……ごめんなさい……」ガクガク

 

真姫「ふふっ、怯えてる凛可愛いわ……」ペロッ

 

凛「や……耳舐めないで……」

 

カチッ

 

凛「えっ……これ……」

 

真姫「首輪よ……良く似合ってるわ」

 

凛「こんなの嫌だよ……外して!」

 

真姫「ペットなんだから首輪をするのは当然でしょ」

 

凛「凛は真姫ちゃんのペットじゃないにゃ!」

 

真姫「」イラッ

 

真姫「あなた、さっきからうるさいわよ……早く来なさい」リード グイッ

 

凛「あゔっ!苦しい……!」

 

真姫「凛、ベッドに寝転びなさい」

 

凛「げほっ…………も、もうやめ――」

 

真姫「このまま外に連れ出すわよ」

 

凛「…………」スッ ゴロン

 

真姫「ふふ、いい子ね」ウマノリ

 

真姫「好きよ、凛」ギュッ

 

凛「…………」グスッ

 

凛「真姫ちゃんお願い、いつもの優しい真姫ちゃんに戻って……」ポロポロ

 

真姫「優しくなんてできないわ……凛が悪いのよ……」

 

真姫「練習中も休み時間も、四六時中抱き付いてきて私を誘ったりするから……」

 

凛「り、凛はそんなつもりじゃあ――――」

 

真姫「」ピクッ

 

真姫「私のことはつまみ食いだったってこと?」

 

真姫「本命は花陽だったのね……」

 

凛「ち、ちがう!凛はかよちんのことも真姫ちゃんのことも大好きで……!」

 

真姫「なおさら許せないわ……凛は私のことだけを好きでいてくれればいいの……!」

 

真姫「他に目移りしないよう、花陽が来るまでゆっくり可愛がってあげるわ!」グッ

 

凛「ま、真姫ちゃん……首絞めないで……!」

 

真姫「ふふ、楽しみましょう……」

 

凛「真姫ちゃん……どう、して…………」

 

――30分後――

 

凛「はぁ……はぁ…………//」

 

真姫「凛、興奮してるの?」

 

凛「!ち、違う……//」フルフル

 

真姫「凛は花陽以上に女の子だものね……ずっとこうされたかったんでしょ?」

 

凛「あっ………………//」

 

真姫「自分に素直になりなさい……ほら…………」

 

凛(頭がボーっとする……もうだめ……自分がわからないよ……//)

 

凛(かよちん、ごめんね…………)

 

――2時間後――

 

真姫「凛、あなたが好きなのは誰かしら?」

 

凛「はい……凛は、真姫ちゃんのことが一番好きです……」

 

真姫「それでいいのよ……いい子になったわね……凛」

 

凛「えへへ…………//」

 

真姫「これからも、ずっと一緒にいましょうね……」

 

凛「うん……♪」

 

――おしまい

 

――小泉家――

 

花陽「…………よし」カチッ

 

花陽「これでまた、凛ちゃんの評価が女の子に近づくはずです♪」

 

花陽「真姫ちゃん、ヤンデレにしてごめんね……凛ちゃんのために我慢してね」

 

Prrrrrrrrr――――

 

花陽「あっ……凛ちゃんからだ」

 

花陽「はい、凛ちゃん?」

 

凛『かよちん早く~真姫ちゃんが待ちくたびれてるにゃ』

 

真姫『なっ、違うわよ!ただ花陽があまりに遅いから何かあったんじゃないかって心配で』

 

凛『いても立ってもいられないんだって、かよちん早く来てあげて』

 

真姫『り~ん~!』ゴゴゴ

 

凛『ひっ……ま、真姫ちゃんごめん、落ち着いて……!』

 

真姫『問答無用!』コチョコチョ

 

凛『うにゃぁ~っ!』

 

花陽「ふふ……すぐに行くね♪」

 

この物語はあくまでハッピーエンドです

感想

  1. ^ ^ より:

    ヤンデレ海未ちゃんよりは
    断然ハッピーだと思いました

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