ごちうさSS ココア「私の妹たちー!」ダキッ チノ「…………」モヤモヤ

091904

 

ご注文はうさぎですか SS

 

 

――ラビットハウス――

 

ココア「チノちゃーん!もふもふ~」ギュッ

 

チノ「やめてくださいココアさん、仕事中ですよ//」

 

リゼ「相変わらず仲がいいなぁ」

 

ココア「当然だよ、お姉ちゃんだもーん!」モフモフ

 

チノ「んにぅ……くすぐったいです//」

 

ガチャッ

 

マヤ「やっほー」

 

メグ「お邪魔します~」

 

ココア「マヤちゃんメグちゃん!」バッ

 

チノ「あっ…………」

 

ココア「私の妹たちー!」ダキッ

 

ココア「二人とも今日も可愛いねぇ」モフモフ

 

マヤ「うひゃあっ」

 

メグ「びっくりしたよぉ」

 

ココア「えへへ~♪」

 

チノ「……………………」

 

ティッピー「チノは、混ざらんでいいのか?」

 

チノ「はっ……い、いえ、別にもふもふされたいわけじゃないですから」

 

チノ「……………………」

 

チノ「…………」チラッ

 

リゼ「チノ……コーヒー零れてるぞ」

 

チノ「えっ……はっ!す、すいません」

 

リゼ「いいよ、それより火傷してないか?」

 

チノ「はい…………」チラッ

 

リゼ(ココアのことが気になるんだな…………)

 

ココア「もふもふ~♪」

 

チノ「………………」モヤモヤ

 

―――――――――――――

 

 

チノ「というわけなんです」

 

リゼ「えっと……もう一度説明してくれるか?」

 

チノ「ですから、メグさんとマヤさんへのモフモフ時間が私へのモフモフ時間よりも遥かに長いんです」

 

リゼ「……いや、偶然だろ?」

 

チノ「そんなことありません!」ダン

 

リゼ「わっ!?」

 

チノ「今週の私たち全員のモフモフ時間を平均で表すとマヤさんが7秒半、メグさんが8秒、私が7秒なんです」

 

リゼ(そんなに変わらんじゃないか……)

 

チノ「もしかすると私をモフモフしすぎて飽きてしまったのでは……」

 

リゼ「いや、間違いなく考え過ぎだ」

 

チノ「ではどうして…………」

 

リゼ「チノが嫌がるからじゃないか?」

 

チノ「確かに嫌がってはいますが、仕事が終わって以降は常にフリーモフモフオーラを出し続けています」

 

リゼ(なんだその謎オーラは)

 

チノ「なのにココアさんときたら、まったく……」

 

リゼ(ココアが悪いのか……?)

 

リゼ「じゃあ直接ココアにモフモフしてほしいと言ったらどうだ?」

 

チノ「モフモフしてほしいわけではありません」

 

リゼ「えっ?」

 

チノ「ただ、モフモフの平均時間が違うので不公平だと思っただけです」

 

リゼ「いや、だからモフモフしてほしいわけだろ」

 

チノ「違います、どう聞いたらそうなるんですか」

 

リゼ(どう聞いてもだよ……)

 

チノ「私はただ、公平でないことに不満を感じているだけです」

 

リゼ「それじゃあ結局チノだけが長くモフモフされてもダメじゃないか」

 

チノ「……………………」

 

チノ「ココアさんと一緒にいる時間を含めて計算すると、私が長くても平均になります」

 

リゼ「もうわけが分からん」

 

チノ「とにかく、これは由々しき事態です。早く何とかしないと……」

 

リゼ「はぁ…………チノ、明日まで待っててくれ。私がなんとかしてやる」

 

チノ「ほんとうですか」

 

リゼ「ああ、だから大人しくしてるんだぞ。いいか、ココアに当たっちゃダメだぞ?」

 

チノ「わかりました、よろしくお願いします」

 

リゼ「………………」ポチッ

 

 

リゼ>ココア

 

もっとチノに構ってあげたらどうだ?

寂しそうにしてたぞ

 

 

―――――――――――――――

 

チノ「♪~♪♪」

 

リゼ「今日はえらくご機嫌だな」

 

チノ「リゼさん、ありがとうございます。おかげで私のモフモフ時間が以前より長くなりました」

 

リゼ「そうか、よかったな」

 

チノ「別に私としてはどうでもいいのですが、公平というのは気分が良いものです」

 

リゼ(どこが公平なんだ……)

 

ココア「リゼちゃんチノちゃん、おはよー!」タタタ

 

リゼ「ああ、おはようココア」

 

チノ「!」

 

ココア「チノちゃーん、もふもふ~」ギュッ

 

リゼ「はは、相変わらずだなぁ」

 

チノ「…………………………」

 

バッ

 

ココア「えっ……チノ、ちゃん……?」

 

チノ「」スッ

 

ティッピー「おや、チノ……?」

 

チノ「………………」タッタッタ ガチャッ バタン

 

ココア「……………………」ポカーン

 

ココア「……うっ……ううっ……」グスッ

 

ココア「うわぁぁぁん!チノちゃんが反抗期になった~!」ビェェー

 

リゼ「お、おい、ココア、落ち着け」

 

ココア「リゼちゃーん!チノちゃんが、チノちゃんが家出したー!」

 

リゼ「大丈夫だ、きっと夕飯までには帰って来るって」ヨシヨシ

 

ケイタイ ♪~♪♪

 

リゼ「んっ?」

 

ポチッ

 

 

チノ>リゼ

リゼさんの裏切り者

 

 

リゼ「なぜ!?」

 

ココア「?」

 

 

―――――――――――――

 

チノ「というわけなんです」

 

シャロ&千夜「………………」ポカーン

 

シャロ「あ、あのう、チノちゃん?」

 

千夜「ごめんね、もう一度だけ説明してくれる?」

 

チノ「ですから、挨拶の順番がいつも私が後なんです」

 

チノ「どうしていつもリゼさんが先で、私が後なんでしょう……」

 

シャロ「えっと……そんなことで飛び出してきたの?」

 

チノ「そんなことではありません!」ダン

 

シャロ「ひっ!」

 

チノ「メグさんとマヤさんへの挨拶に至っては、チマメ隊であるにも関わらず「チ」である私がいつも最後なんです」

 

千夜(それは既に朝に会っているからじゃ……)

 

チノ「どうしていつも私が……寝食を共にしている仲だと言うのに……」

 

シャロ&千夜(だからこそでは……)

 

千夜「それで、チノちゃんはどうしたいの?」

 

チノ「この疑念を晴らすためにも、ココアさんに真っ先に挨拶してほしいです」

 

シャロ「でも、毎日チノちゃんがココアを起こしてるんでしょ?」

 

シャロ「いつも起きた時におはようって言い合わない?」

 

チノ「……………………」

 

チノ「これとそれとは別です、プライベートとビジネスですから」

 

千夜(ビジネスなの!?)

 

チノ「とにかく、いつも挨拶の順番で私が後回しなんです」

 

チノ「これは由々しき事態です、なんとかしないと……」

 

シャロ(帰って休みたい……)

 

千夜(ココアちゃんも大変ねぇ)

 

千夜「……くすっ、わかったわ」

 

千夜「シャロちゃんと私でなんとかするから、今日はおとなしくラビットハウスに戻ってね」

 

チノ「ほんとうですか」

 

シャロ「うえぇ!?私も!?」

 

千夜「明日までにきつーく言っておくから安心して。だから今夜はココアちゃんに当たっちゃだめよ?」

 

チノ「わかりました。千夜さん、シャロさん、よろしくお願いします」

 

チノ「ちなみにリゼさんには裏切られてしまったので、くれぐれも暗々裏に」

 

千夜(リゼちゃん、巻き込まれちゃったのね)

 

シャロ(先輩、浮かばれません……)

 

 

 

シャロ「千夜、あんな安請け合いして大丈夫なの?」

 

千夜「ココアちゃんのことだもの、チノちゃんが拗ねてるよ~って教えてあげればそれだけで解決しちゃうわ」

 

シャロ「なるほどね……今回私がいる意味あった?」

 

千夜「ん~、マスコット?」

 

シャロ「どういう扱いよっ!」

 

 

――後日――

 

リゼ「なぁ、ち、チノ……?」

 

チノ「なんでしょう?」

 

リゼ「昨日のメールは、その、どういう……」

 

チノ「昨日……あっ、それでしたらもう解決したので大丈夫です」

 

リゼ「そ、そうなのか……?」

 

チノ「リゼさん、昨日はごめんなさい、協力してくださってありがとうございました」ペコリ

 

リゼ「いや……また何かあったらいつでも相談してくれていいぞ」

 

チノ「はい」

 

リゼ(千夜、助かったよ……)ヘナヘナ

 

 

ココア「チノちゃんリゼちゃん、おはよー!」タタタ

 

リゼ「おはよう、ココア」

 

チノ「おはようございます」

 

ココア「朝の景気づけに~チノちゃんもふもふ!」ギュッ

 

チノ「いきなり抱き付かないでください//」

 

ココア「もふもふ、もふもふ♪」

 

チノ「まったく、もう……//」

 

チノ「ココアさんは、本当にしょうがないココアさんです♪//」

 

――おしまい

感想

  1. あやねるLOVE! より:

    うpお疲れ様です!
    今回はリゼちゃんが理不尽チノちゃんに当たられる回だった気がしますww
    いや~リゼちゃんもココアちゃんも皆可哀想ですねwww
    こういう面白い作品をもっと書いて頂きたいです!
    まぁヤンデレでも読みますけどね!
    次もいつ更新されるかなぁ~とか考えてワクワクしながら待ってます!

    • 砂水クジラ砂水クジラ より:

      ありがとうございます♪
      理不尽チノちゃんがメインの本作、チノちゃん嫉妬シリーズは不定期更新ですのでアイデアが閃き次第執筆させていただいております。
      確かこのSSはごちうさの処女作だった覚えが……今となっては懐かしいですね。

  2. 匿名 より:

    すごくどうでもいいんですが、実はココアはマヤを名指しで呼んだことがありません(原作では)。メグとセットの時に「メグマヤちゃん」と呼んだことがあるだけです。だからこそ何と呼ぶのか気になるのでもあるのですが…。

    • 砂水クジラ砂水クジラ より:

      これは最初に描いたごちうさSS……懐かしや。
      何と呼ぶのか気になる→普通にマヤちゃんでしょうね。
      むしろそれ以外の呼び方をするココアちゃんが想像できないです。

  3. Beyond the Average より:

    私は最近このSSを知って、砂水クジラさんの過去の作品を読んでいたのですが、そんな川の上流を目指すような旅もついに源泉にたどり着いてしまいました…。今度は川下りしようかな♪(笑)
    どれから読んでも楽しい、砂水クジラさんのぶれない作風が大好きです。これからも新しい作品を作り続けてほしいです!よろしくお願いします!

    • 砂水クジラ砂水クジラ より:

      ここは、最初に書いたごちうさSS……!?
      まさか全部読んでくださるなんて……!
      感謝してもしきれません、本当にありがとうございます。

      昔の作品は構成もストーリーもかなり無茶苦茶なところがあり、全部読んで頂けたのが嬉しい反面お恥ずかしや……;
      ぜひ川をくだってきてください、ドンブラコと流れてくるBeyondさんを洗濯しながらお待ちしております!
      今度もあなたが好きだと言ってくださったこの作風、崩さないように気を付けたいともいます。
      Beyondさんのご感想に、いつもとても励まされておりますよ♪
      わたしの描く作品などでよろしければ、半永久的に今後もずっと! From 砂水クジラ

タイトルとURLをコピーしました