ごちうさSS 幼いココア、リゼと仲直り

 

 

――物置――

 

使用人「……………………」

 

ここあ「………………」グスッ

 

使用人「……そろそろ出ませんか?」

 

ここあ「…………」フルフル

 

使用人「お嬢、きっと今頃心配されてますよ」

 

ここあ「…………」フルフル

 

使用人「………………」

 

ここあ「りぜちゃん……」ジワッ

 

使用人「…………」ポンッ ナデナデ

 

ここあ「っく……ぐすっ……ぇぅ……」ポロポロ

 

使用人「っ……」ギュッ

 

使用人(どうしてこんなことに……)

 

 

――――――――――――――――――――

 

――1時間前――

 

ここあ「ほんと……!?」キラキラ

 

使用人「ええ、今日はテスト最終日ですから」

 

ここあ「りぜちゃん、はやくかえってくるの?」

 

使用人「バイトもないようですし、あと1時間ほどで」

 

ここあ「……!」パアァ

 

ここあ「わーい!りぜちゃんかえってくる♪」ピョンピョン

 

使用人「はは、良かったですね」

 

ここあ「ゆうしゃさんありがとう」ギュッ

 

使用人「あっしは何もしてませんよ」

 

ここあ「りぜちゃんかえってきたら、みんなでたくさんあそぼうね」ニコッ

 

使用人「……はい」クスッ

 

ここあ「おとうさんもいっしょに」

 

使用人「いえ、あの方だけはやめましょう」

 

ここあ「?」

 

 

 

ここあ「ゆうしゃさんまだ?」ウキウキ

 

使用人「もう少しですよ、あと30分ほど」

 

ここあ「りぜちゃんはやく、はやく」

 

使用人「遊んでいればすぐですよ。ほら、部屋に戻って待っておきましょう」

 

ここあ「ん……ゆうしゃさんもいっしょにきて?」クイックイッ

 

使用人「あっしもですかい?少々お待ちを、これが終わったらただちに」

 

ここあ「さきにおへやでまってるね!」タタッ

 

使用人「へい。あっ、走っちゃだめですよ」

 

ここあ「はーい」

 

使用人(……早く終わらせないと)

 

 

――――――――――――――――――――――

 

ここあ「♪~♪♪」テクテク

 

ここあ「?」

 

ここあ「……このおへや」

 

ここあ(りぜちゃんがたまにひとりではいっていくばしょ……なにかあるのかな?)

 

ここあ(『かぎ』あいてる……)スッ

 

ここあ「おじゃまします」カチャッ

 

ここあ「……!」

 

ここあ(ぶきがいっぱい……すごい!)

 

ここあ(これ、ぜんぶりぜちゃんのかな?)

 

ここあ(あっ……この『じゅう』よごれてる……)

 

ここあ「!」ピコーン

 

ここあ「……えへへ」ニコッ

 

 

―――――――――――――――――

 

――10分後――

 

リゼ(すっかり遅くなった……)タッタッタ

 

リゼ(明日から2連休、今日はココアとゆっくり遊べるな)

 

リゼ「……ふふっ」

 

リゼ(一緒にゲームでもするか、それともどこか連れて行ってやるか)

 

リゼ「ココア、待ってろよ」

 

リゼ「♪~♪……」

 

『できたー!』

 

リゼ「!」

 

リゼ(今のはココアの声……どこからだ?わたしの部屋にいるんじゃないのか?)

 

リゼ(使用人と客室か……?)

 

『りぜちゃんよろこんでくれるかな』

 

リゼ(……!あっちのほうから……まさか!)

 

使用人「お嬢、おかえりでしたか」

 

リゼ「お前……!ココアはどこだ!?」

 

使用人「えっ、あの子でしたら先にお嬢のお部屋に一人で……」

 

リゼ「ひとりなのか!?くっ……!」タタタ

 

使用人「お嬢!?お待ちください!」

 

 

リゼ(もしわたしか親父の武器庫にいたら……!)

 

リゼ(ドアが…開いてる!?)

 

リゼ「ココア!」ガチャッ

 

ここあ「あっ、りぜちゃんおかえりなさい」

 

リゼ「!」

 

ここあ「これ、ぴかぴかにしておいたよ♪」ジャキ

 

リゼ「――!」

 

ここあ「みて、この『たま』がでるところなんてこんなに――」

 

 

リゼ「ココアっ!!!!」

 

 

ここあ「っ!?」ビクッ

 

リゼ「これはおもちゃじゃないっ!!」パシッ

 

ここあ「きゃっ……!」

 

リゼ「はぁ……はぁ……!」ドクンドクン

 

ここあ「りぜ…ちゃん……?」ブルブル

 

 

使用人「お嬢、大丈夫でしたかっ――……?」

 

 

リゼ「ここには入っちゃだめだと言ってただろ!」ガシッ

 

ここあ「ひゃぅ……」

 

リゼ「暴発したらどうするんだ!?怪我なんかじゃすまない!」

 

ここあ「ぁ……」ガクガク

 

 

使用人「待ってくださいお嬢、その子は――」

 

 

リゼ「どうしてちゃんとみんなの言うこときけない!?」

 

ここあ「ごめんなさい……わたし、りぜちゃんによろこんでもらいたくて……」グスッ

 

リゼ「こんなことされても、わたしはちっとも嬉しくない!」

 

リゼ「いいか、もう二度とこんな馬鹿なことするな!!」

 

 

ここあ「――!」

 

 

使用人「落ち着いてください……!」

 

 

ここあ「……っ……ぐすっ……」ジワッ

 

ここあ「ううっ…うぇえぇえ……」ポロポロ

 

リゼ「……!」ハッ

 

リゼ「こ、ココア……」

 

ここあ「りぜちゃんのばか……りぜちゃんなんてきらい……きらい、きらい!」ポロポロ

 

リゼ「!」

 

使用人「……!」

 

ここあ「……っ!」グイッ

 

使用人「ちょ、お待ちなすって……!」

 

使用人「くっ……」ピッポッパ

 

使用人「もしもし、手が空いてるものがいたら至急お嬢の部屋へ!」

 

使用人「夜までには必ず連れて帰ると伝えてくれ」

 

リゼ「………………」

 

リゼ「…………」

 

リゼ「……」

 

 

――――――――――――――――――――

 

 

使用人(あの時、一緒に部屋まで付いていけばこんなことには……)

 

使用人(この子のことをしっかり優先してあげるべきだった……)ギリッ

 

ここあ「…………」グスッ

 

使用人「……落ち着きましたか?」

 

ここあ「……」コクリ

 

使用人「怖かったですよね、そりゃあ」

 

ここあ「あんなにおこったりぜちゃん……はじめてだったから……」

 

使用人「……お嬢も、本気で怒るときがあるんです」

 

使用人「人が傷ついたり、泣いたりすることには、特に……」

 

ここあ「…………」

 

使用人「あれは、決して人を笑顔にさせる代物じゃないんです」

 

使用人「下手をすれば、人の笑顔を奪いかねない危険なものです」

 

使用人「ですから、勝手に触ったら絶対にいけません」

 

ここあ「……ごめんなさい」

 

使用人「こんなこと、もう分かってますよね」ナデナデ

 

ここあ「っ……」グシグシ

 

使用人「お嬢のこと、嫌いになりましたか?」

 

ここあ「……ううん」

 

使用人「そうですよね。お嬢もそうですよ」

 

使用人「つい感情のままに怒ってしまっただけで、ほんとはただ心配だっただけです」

 

使用人「大好きで仕方ないから、大切だから、傷ついてほしくなかったんです」

 

ここあ「わたしもりぜちゃんのこと……ほんとはすき」

 

使用人「でも、悲しくてついあんなこと言っちゃったんですね」

 

ここあ「……」コクリ

 

使用人「それなら仲直りできますよ。ごめんなさいって言えば、ちゃんと」

 

ここあ「きらいっていったのに……ゆるしてくれる?」

 

使用人「ええ、必ず」

 

ここあ「…………」

 

使用人「……お嬢もきっと、今頃泣いていますよ」

 

ここあ「…………」ウルウル

 

ここあ「ひっく……りぜちゃん……」ジワッ

 

使用人「ご自分を責めないでください、お嬢の言い方も悪かったんですから」ギュッ

 

ここあ「ゆうしゃさんも、ごめんなさい……」ポロポロ

 

使用人「いいんですよ……おりこうですね」ギュッ

 

 

―――――――――――――――――――――――

 

千夜「そうですか、分かりました」ムセンキ

 

千夜「リゼちゃん?ココアちゃんと仲良しの使用人さんから今連絡が入ったわ」

 

千夜「ココアちゃんと一緒に、射撃場横の物置にいるって」

 

リゼ「…………!」

 

千夜「ねっ、家出なんてしてないでしょ?」

 

リゼ「でも……ココアはわたしのこと嫌いだって」グスッ

 

千夜「……なら、リゼちゃんはココアちゃんのことが嫌いだから怒鳴ったりしたの?」

 

リゼ「!」

 

千夜「お互い、嫌い同士だから喧嘩になっちゃった?」

 

リゼ「違うっ!……少なくとも、わたしは絶対に」

 

千夜「……ココアちゃんも、違うと思うわ」

 

千夜「リゼちゃんのことが嫌いだったら、わざわざ鉄砲を磨いたりしないと思うけど」

 

千夜「リゼちゃんのために、なにかしようと思いついたりしないと思うの」

 

リゼ「………………」ウツムキ

 

千夜「見て、ココアちゃんのハンカチ真っ黒よ。丁寧に筒の中まで拭いたのね」

 

千夜「ココアちゃん、ただリゼちゃんに喜んでほしかったんじゃない?」

 

リゼ「…………」ジワッ

 

千夜「大好きなリゼちゃんのために、きっと一生懸命お手入れしたのね」

 

リゼ「ぅく…………」ポロポロ

 

千夜「……リゼちゃん。ココアちゃんの気持ち、わかってくれた?」

 

リゼ「…………」コクリ

 

千夜「そう、良かった」ギュッ

 

千夜「ココアちゃん、たぶん理解されないのが悲しくて『嫌い』なんて心にもないこと言っちゃったんだと思うの」

 

千夜「だって、あのココアちゃんがリゼちゃんのことを嫌いになるはずないもの」

 

リゼ「……わたしのせいだ、ごめん」グスッ

 

千夜「ううん、リゼちゃんだけが悪いわけじゃない」

 

千夜「リゼちゃんの気持ちもすごくわかる……ココアちゃんの命に関わることですもの、気が動転するのも無理ないわ」

 

千夜「ただ、ココアちゃんがどうしてそんなことをしたのか……そこだけは、ちゃんと汲み取ってあげて」

 

リゼ「千夜……」ジワッ

 

千夜「リゼちゃんも怖かったわね、よしよし……」ナデナデ

 

リゼ「っ…………」ポロポロ

 

千夜「だいじょうぶ、ちゃんと仲直りできるわ」

 

千夜「ココアちゃんに、『ごめんね』って言ってあげましょう」

 

 

―――――――――――――――――――――――

 

ここあ「りぜちゃん、おへやでまってる?」

 

使用人「ええ、さっき連絡がありましたから」

 

ここあ「……おこってない?」

 

使用人「怒ってませんよ、大丈夫です」ナデナデ

 

ここあ「…………」ウツムキ

 

千夜「――ココアちゃん」

 

ここあ「!」

 

千夜「だいじょうぶ?」ニコッ

 

ここあ「ちやちゃん!」

 

使用人「すいません、毎度ご迷惑をおかけして」ペコリ

 

千夜「そんなことないわ、頼りにしてもらって光栄です」

 

ここあ「どうしてちやちゃんがここに?」

 

千夜「リゼちゃんに呼ばれたの、ココアちゃんと仲直りしたいって」

 

ここあ「!……りぜちゃんが」

 

千夜「ええ、ココアちゃんと喧嘩しちゃったって泣いてたわ」

 

ここあ「……!」

 

千夜「ココアちゃん……リゼちゃんが泣いたらどんな気持ち?」

 

ここあ「すごくいや……」シュン

 

千夜「そうよね、きっとリゼちゃんも同じだわ」

 

千夜「ココアちゃんを泣かせちゃって、すごく嫌な気持ちよ」

 

ここあ「…………」

 

千夜「お互いが嫌な気持ちになるでしょ?だからね、これからは喧嘩なんてしちゃだめ」

 

千夜「ゆうしゃさんやリゼちゃんの言うこと、ちゃんと聞きましょうね?」

 

ここあ「うん……」

 

千夜「えらいわ、ココアちゃん」ギュッ

 

ここあ「りぜちゃんに、ごめんなさいっていってくる」

 

千夜「ひとりでだいじょうぶ?」

 

ここあ「うん!」ニコッ

 

千夜「ふふっ、いってらっしゃい」フリフリ

 

ここあ「いってきまーす!」タタタ

 

使用人「…………」

 

千夜「お疲れ様です。あとはリゼちゃんとココアちゃんに任せましょう」

 

使用人「あの、もしやネゴシエーターではないですよね?」

 

千夜「ただの友達ですよ、ココアちゃんとリゼちゃん二人の」クスッ

 

 

――――――――――――――――――

 

ここあ「…………」

 

ここあ「っ……」グッ

 

――トントン

 

リゼ「いいぞ」

 

ここあ「りぜちゃん……」カチャッ

 

リゼ「ココア……」

 

ここあ「はいっていい……?」

 

リゼ「ああ」

 

バタン

 

ここあ「……あのね」

 

リゼ「……っ」

 

ここあ「……ごめんなさい」ペコリ

 

リゼ「!……どうしてココアが謝るんだ」

 

ここあ「りぜちゃんのいうこときかないで、かってにはいっちゃったのと……りぜちゃんのこと、きらいなんていっちゃったから……」

 

ここあ「あのね、うそだよ?りぜちゃんのこときらいなんて、うそだから」

 

ここあ「わたし、りぜちゃんのことだいすきだよ」

 

リゼ「…………!」

 

ここあ「ごめんねりぜちゃん、ごめんなさい……」ウツムキ

 

リゼ「……ココア、おいで」

 

ここあ「……?」

 

リゼ「よっと」ヒョイ

 

ここあ「!」

 

リゼ「ごめんな……ココアは何も悪くないんだぞ」

 

リゼ「ちゃんと鍵をかけていればよかったんだ。わたしの責任だ」

 

リゼ「怒鳴ったりしてごめん」ギュッ

 

ここあ「りぜちゃん……」

 

リゼ「……これ」スッ

 

ここあ「わたしのはんかち……まっくろになっちゃった」

 

リゼ「ココア、これ貰ってもいいか?」

 

リゼ「その代わり、今から新しいハンカチを買いに行こう」

 

ここあ「りぜちゃんとおでかけ?わぁい♪」キャッキャッ

 

リゼ「……っ」ギュッ

 

ここあ「……りぜちゃん、なかなおりしてくれる?」

 

リゼ「ああ、もちろんだ」

 

ここあ「これからも、いっしょにいてもいい……?」

 

リゼ「当たり前だろう」グスッ

 

ここあ「わたしのこと、すき……?」

 

リゼ「大好きに決まってるだろ」スリスリ

 

ここあ「えへへ……//」ニヘラ

 

ここあ「わたしもりぜちゃんすき……//」ギュッ

 

リゼ「……!」

 

ここあ「ずっとずっと、だいすき」スリスリ

 

リゼ「っ~~!ああもう!可愛いなココアは!」ギュッ

 

ここあ「わわっ……」

 

 

――ドアノスキマ

 

リゼ父「……遅かったか」ガクッ ←使用人たちに聞いてすぐに駆け付けた人

 

リゼ父(せっかくの『いざという時頼れるパパ』になれるチャンスが……)

 

リゼ父(……でも)

 

 

ここリゼ「♪」ニコッ

 

 

リゼ父「……早く解決して、良かったな」フッ

 

使用人(良かった、あの子とお嬢の笑顔が戻った……)ホッ

 

千夜(ほほえま~)ニコニコ

 

――おしまい♪

感想

  1. 名有り より:

    またもや今週も忙しくなってしまって、まだこれより前の作品も読めていない状態となっていますが、今回のssは読むことが出来たので感想を書かせていただきます。(これより前の作品のほうは後日ゆっくりと読むつもりです。)今回は非常にハラハラとした話でしたね〜。私も正直ハラハラしながら読み耽ってしまいました(笑)喧嘩してしまったリゼちゃんとここあちゃんが仲直りするという、とてもシンプルなお話でしたが、お互いの想いのすれ違いによる喧嘩で、どう謝ればよいか、また自分の気持ちをちゃんとはっきりさせるシーン(千夜ちゃんとリゼちゃんの会話など)も丁寧によく書かれていて、なんだかホッとしてしまいました。それにしても、銃が置かれている部屋の鍵を開けたままにしておくとは相当危険ですよね!本当に何も起こらないでよかったです…(よく誤射しなかったなあ…)

    • 砂水クジラ砂水クジラ より:

      いつも丁寧なご感想ありがとうございます、とても励みになります。
      本SSは『喧嘩』というテーマが決まった後、プロット制作過程で何度も修正を繰り返してやっと完成した作品です。
      特にロリココアちゃんがリゼちゃんと喧嘩しちゃうシーンなんて合計2時間近く試行錯誤……。
      シンプルなお話ほど描くのが難しい、を思い知らされました;

      このシリーズ、ロリココアちゃんとリゼちゃん二人の微笑ましさからありがたくもかなりご好評を頂いておりますゆえ、二人のイチャラブ日記はこれからもまだまだ続くかと思われます。
      終了したシリーズにも関わらず、IFでまたこんな風に書かせていただけるなんてSS作家冥利に尽きます。

      お忙しいにも関わらず、いつもご愛読ありがとうございます。
      またお時間が空きましたら、ぜひご来訪ください♪

  2. はなまるびぃ より:

    雨降って地固まるとはまさしくこのことですね!ついつい僕もほほえま〜となってしまったw
    え〜11/11はテスト週間だという事が判明致しました。チクショウメェ!

  3. はにすけ より:

    「嫌い」って言われて泣いちゃうリゼちゃん、可愛すぎです。
    千夜ちゃんはやっぱ仲を取り持つことに長けてるタイプだよね~と思っていた
    ところに、ゆうしゃさんのネゴシエーター発言があって笑いました。

    実はかなり前から、ごちうさのキャラの、ちょっぴりシリアスな喧嘩(と深まる絆)が
    見たいと思っておりました(ベタですが;)。シチュエーションの妄想はしますが、
    なかなか深まらないところで、このような形にしていただき、とても嬉しいです!

    例の画像を見た時、ココアちゃんが、相手の落ち度で怒る場面が全く想像できな
    かったんです。チノちゃんが溺れた時は、どちらかというと “叱る” 感じでしたし、
    モカさんのからかいに「嫌い!」と言った時も、後に引きずるほどのものでは
    なかったので。

    どちらかというと、自分が良かれと思ってやったことが裏目に出てしまい、相手を
    怒らせ、ちょっと強く当たられてしまう…という場合のみ、ココアちゃんも怒って
    しまう場面かなと唯一想像できました。

    こんなに微笑ましいお話しにしていいただき、ありがとうございます♪
    他の作品化などでお忙しいと思いますので、またいつか、喧嘩モノを見てみたいです!

    • 砂水クジラ砂水クジラ より:

      アイデアのご提供、ありがとうございました♪
      おかげさまで本作はたくさんの人に高評価を頂き、よりいっそうロリココアちゃんとリゼちゃんの絆の固さを表現することができました。
      シリアスな喧嘩といえば、以前にココリゼと千夜シャロを執筆したことがありましたね。
      本作のロリココアちゃんが泣いてしまうシーンには執筆者ながら思わず胸がキリキリ……;

      ココアちゃんは、怒るというよりは悲しくて気持ちをぶつけちゃうタイプな気がします。
      一方のリゼちゃんは、怒るつもりはないけど相手のことを想う気持ちからつい口調が乱暴になってしまうイメージです。
      そんな二人の印象を上手くSSに表現できていれば良いのですが。

      はにすけさんはとても良く分かっていらっしゃいます♪
      本作はロリココアちゃんはもちろん、リゼちゃんも同じくらい可愛いのです。
      といいますか、一応そういう意図を含めて執筆に望ませて頂いております。
      可愛い二人のイチャラブ……がテーマだったのですが、あまりに愛着が深まりすぎて最近さらにその先を描きたくなってしまいました;
      暴走しないように気を付けないといけませんね。

  4. ぬまっち より:

    こんばんはぬまっちですー
    ロリココア可愛い過ぎます(≧∇≦
    使用人さんもかわいい♪
    砂水クジラさんもかわいい(アホか自分は笑)
    夜勤終わりにサクサク読めて面白かったですーまた来させてもらます
    おやすみなさい(z_z)

    • 砂水クジラ砂水クジラ より:

      本シリーズの登場人物は、みんな『微笑ましくてかわいい』を目指しております。
      ちなみにわたしはゆうしゃさんこと使用人さんが大のお気に入りです♪
      今後も天々座家の面々とロリココアちゃんの日常をどうかご支援くださいませ。

  5. Beyond the Average より:

    リゼには次からは武器庫の鍵には気をつけて頂きたいですね~。
    とにかくここあが無事で良かったです!ここあが銃を拭こうと考えたあたりで私は不幸な展開を想像してしまいました。
    使用人さんや千夜の慰めのセリフは実生活で活かせるかも(?)しれないのでいただきます!

    • 砂水クジラ砂水クジラ より:

      ここあちゃんとリゼちゃんが初めて喧嘩をした作品ですね。
      シンプルなストーリーながらも満足いく描写が出来たのが今でも記憶に残っています。

      仲裁が上手な千夜ちゃんは、こういう時一番頼りになるキャラですね。
      今後もここあちゃんとリゼちゃんを優しい目で見守ってくれることでしょう。

タイトルとURLをコピーしました