――AM:8:21 天々座家 ダイニングルーム――
リゼ「ふぁぁ……おはよう」
チノ「リゼさん、おはようございます」
使用人「お嬢、もう少し寝ていた方がよろしいのでは?」
リゼ父「昨日は遅くまで起きていたんだろう」
リゼ「いや、平気だ」
ここあ「リゼちゃん!」
リゼ「ここあ、おはよう」
ここあ「りぜちゃーん//」タタタ
――ギュッ
リゼ「ここあ~会いたかったぞ~//」スリスリ
ここあ「んっ……//」
リゼ「昨日はよく眠れたか?」
ここあ「うん!ちのちゃんといっしょにねたよ」ニコッ
リゼ「えらいぞ」ヒョイ
ここあ「りぜちゃんねむたくない?だいじょうぶ?」
リゼ「ああ、お前とハグしたら眠気なんてイチコロだ」
ここあ「ほんと?じゃあもういっかいぎゅーってして//」
リゼ「いいぞ~いっそずっとこのままでいよう!ここあ~//」スリスリ
ここあ「//」キャッキャッ
チノ(ここあさんと早く会うために早起きを……)
リゼ父「コーヒーをくれ、砂糖もミルクもいらん」
メイド「」コトッ
リゼ父「おっ、気が利くな」
メイド「」グッ
使用人「朝食は小さいお嬢とお嬢のご友人が作ってくださいました」
リゼ「この匂いはカレーだな」
ここあ「ちのちゃんといっしょにれんしゅうしてるの。いつかりぜちゃんの『ぐんたいかれー』よりおいしいのをつくれるように」
リゼ「ここあの作るカレーのほうがずっとおいしいぞ、世界一だからな」
ここあ「ううん、りぜちゃんやちのちゃんのつくってくれるかれーのほうがすき」
メイドB「小さいお嬢様は真剣ですよ。お嬢様も贔屓目なしに応援してあげてください」
リゼ「わたしは本当のことしか言ってないっ!!」クワッ
メイドB「ひっ!?」
使用人「お嬢のあれは本心です」
メイド「」コクコク
メイドB「」
リゼ父「早く鍋を持ってこい、腹が減った」
メイド「」ドン!
リゼ父「って、鍋ごと食うって意味じゃないぞ!?」
メイド「?」キョトン
チノ(朝からお祭り騒ぎ……)
―――――――――――――――――――――――
リゼ「やっぱりここあのカレーは世界一だ」モグモグ
使用人「隠し味にハチミツとトマトですかね」
チノ「は、はい、あとコーヒーも入っています」
リゼ父「おかわり」バッ
メイド「」コクリ
メイドB「わたしがよそいますよ」スッ
メイド「!」
メイドB「どうぞ」
リゼ父「んっ」
メイドB「気にしないで食べててください」
メイド「」コクリ
メイド「♪」モグモグ←1杯目
メイドB(かわいい……)
ここあ「やっぱりなにかちがう……」
チノ(ここあさん、あまり嬉しくなさそう……満足いく出来じゃなかったのかな)
ここあ「…………」モグモグ
チノ(……………………)
リゼ「一ヶ月間ずっとこれでもいいな」モグモグ
リゼ父「おかわり」バッ
メイドB「はい」
メイド「」モグモグ←2杯目
リゼ「どうしたんだチノ?」
チノ「あっ、いえ……」
ここあ「あんまりおいしくない?」
チノ「そんなことないです。ここあさんのかれー、すごくおいしいですよ」
メイドB「このカレー、にんじんは溶け込みですか?」
チノ「はい、ここあさんもわたしもニンジンの味が苦手なので……」
使用人「良い判断ですね」
メイドB「ええ、除いてしまうと味が落ちますから」
リゼ父「ごちそうさん」
メイド「」モグモグ←3杯目
―――――――――――――――――――――――
――リゼの部屋 AM11:02――
リゼ(あと1時間で課題か……)
ここあ「リゼちゃん、どうしたの?」
リゼ「今のうちにたくさん堪能しておこう」ヒョイ
ここあ「わわっ」
リゼ「12時になったらまたチノとおりこうにしててくれるか?」
ここあ「りぜちゃんおべんきょう?」
リゼ「ごめんな」
ここあ「おそとにあそびにいってもいい?」
リゼ「ああ、チノの言うことちゃんと聞くんだぞ」
ここあ「うん♪」
リゼ「課題が終わったらどこにでも連れて行ってやるからな」ギュッ
ここあ「ずっといっしょにいれる?」
リゼ「夏休みが終わるまでここあの側を離れないぞ」スリスリ
ここあ「んっ……//」ギュッ
―――――――――――――――――――――
――物置部屋――
使用人「未開封の高級箸セット……フリーマーケットに」
メイド「」サッ
使用人「これも要りませんね」
メイド「」サッ
使用人「パソコン……動作確認してからですね、とりあえず保留」
メイド「」コクリ
使用人「んっ……?」
使用人「これはゴミです」
メイド「?」
使用人「DVDです、そういう類の」
メイド「//」
使用人「持ち込まないようにとあれほど言ってるのに……お嬢たちが見たりしたら」
チノ「失礼します」ガチャッ
メイド「!」
使用人「おや?」
チノ「あの、お二人にお聞きしたいことが――……?」
メイド「」アセアセ
使用人「早くゴミ袋に!」
メイド「」ポイッ
使用人「何でもありませんよ」ハハッ
メイド「」ホッ
チノ「?」
使用人「どうされました?」
チノ「えっと……」モジモジ
メイド「?」
チノ「お……お願いします、おいしいカレーの作り方を教えてください」
メイド「!」
使用人「カレーですか?」
チノ「リゼさんに料理を教えたのは、お二人だと思って」
使用人「お嬢の料理?あれでしたら我々ではなく――」
リゼ父「俺だ」ガチャッ
チノ「!?」
使用人「ということなので」
メイド「」コクコク
リゼ父「おいしいカレーの作り方のコツ……それは味を知ることだ」
リゼ父「お昼に小さいのを連れて二人でこのカレー屋に行ってこい」ビリッ スッ
チノ「カレー屋さん……」
使用人「いや、そこは……!」
リゼ父「いいから行かせてみろ」
使用人「しかし……」
リゼ父「ついでに届け物をしてくれるか?」
チノ「届け物?知り合いのお店ですか?」
リゼ父「まったく知らん」
チノ「……?」
リゼ父「お茶でいいか?」
使用人「はい……それで伝わるかと」
メイド「」コクコク
リゼ父「ということだ、頼まれてくれるか?」
チノ「は、はい」
リゼ父「食事代……は、まぁいいか。請求してきたら立て替えておいてくれ」
チノ「請求して来たら……?」
リゼ父「うまいカレーのヒント、見つかるといいな」
チノ「ありがとうございます……」
ガチャッ バタン
チノ「…………」スッ
使用人「とりあえず行ってみてください、味は保証します」
メイド「」コクコク
チノ「ではお昼にここあさんをお借りしますね」
チノ「使用人さんもメイドさんも、ありがとうございます」ペコリ
ガチャッ バタン
使用人「………………」
メイド「」ブンブン
使用人「!」ハッ
使用人「さて、掃除の続きをしましょうか」
メイド「」グッ
―――――――――――――――――――――――――
――PM12:22――
ここあ「ちのちゃんとおでかけ~♪」
チノ「ここあさん、お昼もまたカレーですけどいいですか?」
ここあ「だいじょうぶだよ」フンス
チノ「おいしいカレーのヒント、二人で見つけましょうね」
ここあ「いえっさー!」
チノ(お店のカレーって辛いのかな……辛くないといいけど)
シャロ「――あら?あれって……」
ここあ「しゃろちゃんだ!しゃろちゃ~ん//」タタタ
――ギュッ
シャロ「チノちゃんとお出かけ?いいわね」ナデナデ
ここあ「いっしょにかれーをたべにいくの」
チノ「良かったらシャロさんもどうです?」
シャロ「うっ、これからフルールドラパンでアルバイトなのよ」
チノ「今日はお昼からですか」
ここあ「しゃろちゃんこれない?」
シャロ「ごめんね、また今度一緒に行きましょう」
ここあ「うん。やくそく」
チノ「シャロさん、この先にあるカレー屋ってご存知ですか?」
シャロ「カレー屋さん?」
チノ「ここなんですけど」スッ
シャロ「ここって……まさかあの変な名前の……」
チノ「変な名前?」
ここあ「?」
―――――――――――――――――――――
チノ「………………」
『プトラ・カレー』
チノ「」
ここあ「ちのちゃん、なんてかいてあるの?」
チノ「プトラカレー……だそうです」
ここあ「おもしろいね!」パアァ
チノ「とりあえず入ってみましょうか」
チノ(どうか普通のカレー屋さんでありますように……)
ここあ「おじゃましまーす」ガチャッ
カランカラン
ここあ「きれいなおみせだね」
チノ「そうですね」
チノ(店員さんは……?)キョロキョロ
シズカニ アーサーヤーケ ガ ダイチヲ ツーツーンーデク
チノ「?」
??「いつもと……変わらぬ、夜明け……♪」
チノ「あ、あの……」
??「ん……?」
チノ「こんにちは」ペコリ
??「………………」
チノ「店員さん、ですよね……?」
店員「……お客さん?」カチッ
チノ「はい、二人です」
??「そう。ごめんね、気付かなかった」スッ
チノ「」ホッ
店員「いらっしゃいませ。ようこそ。よく来たね」
チノ「え……」
店員「どれがいい?」
チノ「えっ……!えっと……」
店員「よく来たねかな」
チノ「ではそれで……」
店員「よく来たね」
チノ「は、はい……」
チノ(なんだろうこの店員さん……)アセアセ
ここあ「こんにちは!」
店員「可愛い子、二人目。こんにちは」
ここあ「おねえちゃん、わたしたちかれーたべにきたの」
店員「そうだと思ったわ」
ここあ「わかるの!?すごいね……!」キラキラ
店員「すごいでしょう」
チノ(カレー屋ですから当然では……!)
店員「妹さん純真ね、可愛い」
チノ「あの……これを」スッ
店員「?」
チノ「リゼさんの……いえ、天々座さんからお渡しするようにと」
店員「…………」ガサッ
店員「――!」
店員「紅茶……」
チノ「それで伝わるとおっしゃってました」
店員「…………」
店員「ありがとう、席に座って」
ここあ「はーい」
チノ「ここあさん、何でも好きなカレーを頼んでください」
ここあ「わぁ……!いっぱいあるよ!」
店員「おすすめはプトラカレー」
ここあ「ぷとらってなにがはいってるの?」
店員「エビが入ってるわ」
チノ「それってエビフライカレーでは……?」
店員「別物よ。エビフライカレーはこっち」
チノ「どうして別なんです……!?」
店員「注文してみればわかるわ」
ここあ「じゃあ、ぷとらかれー♪」
店員「妹さんはプトラカレー」
チノ「こ、ここあさん……」アセアセ
店員「あなたは?」
チノ「では……わたしもプトラカレーで」
店員「プトラ2つね。……意外とチャレンジャー」
チノ「どういう意味です!?」
店員「すぐにできるから待ってて。お湯を入れてたったの3分」
チノ「インスタント!?」
店員「大人しい顔してツッコミ上手」パチパチ……
ここあ「おねえちゃん、おもしろいひとだね」
店員「わたしはあなたのお姉さんの方が面白いと思うけど」
チノ(この人ユラさんの知り合いか何かかな……)
店員「次に味だけど、4種類あるわ。どうする?」
ここあ「どんなあじがあるの?」
店員「普通の辛さと。2番目に少し辛め。3番目に激辛。そしてお子ちゃま向けの甘口の4つよ」
ここチノ「!」
ここあ「わたし、ふつう!」
チノ「わたしは少し辛めで」
店員「甘口2つじゃなくていいの?」
ここあ「だいじょうぶ!」
チノ「問題ありません」
店員「そう。……やっぱり面白いね、あなたたち」
ここあ「おねえちゃん、おもしろいのにわらわないの?」
店員「昔から喜怒哀楽を出すのが苦手なの」
店員「これはサービス、食前のオレンジシュース」
ここあ「わぁ、ありがとう」ニコッ
チノ「ありがとうございます」
店員「姉妹揃って礼儀正しいわね、感心」
店員「プトラカレー、できたわ」ゴトッ
ここあ「いっぱいえびがはいってる!」
チノ「これは湯でエビ……なるほど」
店員「バナエイなの、エビフライカレーのほうはブラックタイガー」
ここあ「なんだかつよそうだね」
店員「怪獣だったわ、わたしが仕留めたの」
ここあ「じゃあ『かいじゅうかれー』なんだね」
店員「そうとも言えるわね」
チノ「あまりここあさんに変なことを教えないでいただけると……」アセアセ
店員「悪乗りしすぎた?ごめんね」
チノ「では……いただきます」
ここあ「いただきます!」
チノ(大丈夫……辛くない、辛くないはず……)ゴクリ
チノ「んっ……」パクッ
チノ「……――!」
チノ「げほっ!ごほっ……!」
チノ「ひぅ……はぃぅ……!//」ヒリヒリ
ここあ「すごくおいしいよ、ぷとらかれー!」モグモグ
店員「そう、ありがとう」
チノ(か、辛い……!こんなに辛いなんて……!)ヒリヒリ
店員「お姉さんのほうはお口に合わなかった?」
チノ「い、いえ……そういうわけでは……!」ゴホッ
ここあ「ちのちゃんどうしたの?もしかしてからい?」
チノ「そんなことないですよ、むせただけです……」ゲホッ
チノ(やっぱり普通にしておけば良かった……うぅ)
店員「………………」
チノ(でも、ここあさんの前でかっこ悪いところは……)ゴクゴク
店員「……ふふ」
チノ「お、おいしいです。このカレー」
店員「良かったわ。でもそれ冷めてるでしょ」
チノ「えっ……」
店員「こっちの温かいのを食べて」スッ
チノ「あ、あの……」
店員「妹さんのは甘口、これは普通……大丈夫」ボソッ
チノ「!」
店員「どうぞ」
チノ「………………」モグモグ
店員「食べられそう?」
チノ「はい……おいしいです、とても」ニコ
店員「今度は本当ね」
チノ「すいません、ありがとうございます……//」
店員「気にしないでいい」モグモグ
ここあ「んっ……♪」モグモグ
店員「はい、食後のミルクティーよ。これもサービス」ゴトッ
ここあ「いいにおいだね」クンクン
チノ「こんなにサービスして頂いては……」アセアセ
店員「これはおもてなしじゃなくてただのわたしのわがまま。飲んでみて」
ここあ「あまいの?」
店員「あまいわ」
ここあ「やったぁ♪」
チノ「では……」スッ
ここあ「あまくておいしいよ、これ」
チノ「コクのある味……甘さも紅茶独特のものです」
店員「アッサムっていうの」
チノ「こんなにおいしい紅茶があるなんて……」
ここあ「しゃろちゃんならしってるかな?」
チノ「そうかもしれませんね、今度聞いてみましょう」
店員「…………」ズズッ
店員「…………おいしい」
チノ「ここあさん、そろそろ行きましょうか」
ここあ「うん!おねえちゃん、ごちそうさまでした」
店員「お届け物ありがとう。また来てね」フリフリ
チノ「お支払いはここでしょうか?」
店員「ん……いいわ。お代はいらないから」
チノ「ダメですそんな、こんなにごちそうしてもらって……」
店員「久々に楽しかったからそのお礼。その代わりまた来てくれたらいい」
店員「お代の代わりに、指切りでどう?」
ここあ「――わかった」
チノ「ここあさん……」
――スッ
ここあ「おねえちゃんとわたし、ともだちのゆびきり」ニコッ
店員「友達……覚えておくわ」
ここあ「こんどはみんなでくるね」
店員「待ってる」
チノ「…………」クスッ
―――――――――――――――――――
――夕方 天々座家 玄関――
ガチャッ
ここあ「ただいまー!」
チノ「すいません、遅くなりました」
使用人B「おかえりなさいませ」
メイドC「」ペコリ
ここあ「りぜちゃんは?まだおべんきょうちゅう?」
ドドドドドド!
チノ「っ!?」
使用人B「この地鳴りは……」
リゼ「はっ!」シュタ!
チノ「どこからジャンプしてきたんです!?」
リゼ「ここあ、おかえり//」ニコッ
ここあ「りぜちゃーん//」ギュッ
リゼ「寂しかったぞ~//」スリスリ
チノ(なんだか見慣れたせいで逆にホッとする光景です……)
リゼ父「帰ったか」
チノ「あ、はい」ペコリ
リゼ父「どうだった?」
チノ「すごくおいしいカレー屋さんでした。店員さんも変わった……いえ、面白い人で」
リゼ父「届け物は渡してくれたか?」
チノ「はい、その紅茶でミルクティーを入れてくれました」
リゼ父「そうか、満足したならいい」
チノ「あれだけごちそうして頂いたのに、お代も受け取ってくれなくて……」
リゼ父「ふっ、やっぱりそうか」
チノ「あと、これを」スッ
リゼ父「手紙か?」
チノ「渡せば分かるとおっしゃってました」
リゼ父「なるほどな……」
チノ「では、わたしはそろそろ帰りますね」
チノ「ここあさん、今日はお疲れ様でした」スッ
ここあ「ちのちゃん、もうかえっちゃうの?」
チノ「はい。その代わり、今夜もまたサプライズがありますよ」
ここあ「さぷらいず……!だれかくる?」
チノ「夜のお楽しみです」シーッ
ここあ「わぁ……!//」
チノ「今度一緒にプトラカレーの味を研究しましょう」
ここあ「うん!りぜちゃんのぐんたいかれーよりもおいしいのをつくるよ!」
リゼ「プトラカレー?なんだそれは?」
ここあ「おいしいかれーのなまえだよ、こんどりぜちゃんもたべにいこうね」
ザワザワ ガヤガヤ
使用人「小さいお嬢が帰られましたか」
リゼ父「ほら、お前たちに手紙だ」
メイド「!」
使用人「手紙ですか……」パラッ
メイド「」ヒョコ
『元気』
使用人「………………」
使用人「これだけっ!?」
リゼ父「それだけ分かればいい」
メイド「」コクコク
ここあ「めいどさん、ばなえいえびってある?」
メイド「」グッ
ここあ「こんやのごはんはわたしにまかせなさーい♪」ガシッ
チノ「ここあさん!?3食ともカレーになりますよ!?」
――おしまい♪
感想
はぁ…心がぴょんぴょんするんじゃあ〜
プトラカレーの店員さんが凄く優しくて…
ここチノ姉妹もまた癒しですわぁ♪( ´▽`)
リゼちゃんはここあが帰ると一目斬に向かってくるとかで感情が爆発してるのも可愛いですね❤️
今度は自分の部屋の窓を突き破ってジャンプしてくるんじゃないかと思いましたw
リゼちゃんはここあちゃんの事になると御構い無しですねぇ…まさにリゼママです!
次回も楽しみにしてます!
ありがとうございます。
プトラカレーの店員さんが思ったよりも好評でしたので、恐らくまた再登場するかと思います。
リゼちゃんはここあちゃんのためなら人間レベルを超越していますからね。以前ここあちゃんが風邪を引いたときも、スクーターよりも速く走るわ学校の窓から飛び降りて無傷で着地したこともあります。そんな本シリーズのリゼちゃんが可愛くてわたしも大好きです。
ここあちゃんとお菓子の指輪で結婚してから、リゼちゃんの親バカぶりは加速の一途を辿っておりますね。
ここあちゃんもリゼちゃんのこと、負けず劣らず大好きなようですけど。
最近ではチノお姉ちゃんにもリゼちゃんの親バカ影響が少しずつ……。
リゼの家からフリーマーケットに出品するのは意外ですね!使用人さんとメイドさんたちが風呂敷を敷いてフリマ、という光景が頭に浮かびました。
プトラカレーの店員さんですが、使用人さんとメイドさんの旧友のようですね。もしかしたら町には他にも使用人さんの知り合いがいるのではと思いました。
(以下、後の話のネタバレ要素を含む)
(ごちうさの木組みの街はヨーロッパが舞台だと言われています。後の話で使用人さんは紛争地域から来たとあります。もしプトラカレーの店員さんも紛争地域から避難してきたのならアジア方面からの避難者の方なのかなと思いました。例えばドイツにはトルコ系の方が多く住んでいることから、ヨーロッパにはトルコ料理店が多くあるんですよね。そんな感じでアジアから来た方がカレー料理店を開いていてもおかしくないなと思いました。…という私の勝手な妄想です。)
フリーマーケットという名目のほとんどボランティアみたいですよ。
近所の皆様に不要なものをタダ当然で販売しているそうです。
商店街のイベントでは即完売だとか。
プトラカレーの店員さんについてですが。
あなたの推測通り、彼女も使用人さんと同じく紛争地域からこちらに移り住んできた人です。
店員さんがどうしてカレー料理店を開いているのか、なぜ石畳みの街にやってきたのか。
いつかは全て明かすつもりですので、ここでは控えておきますね。
相変わらず鋭い考察に、いつも感心しております。